御朱印巡り&サイクリング

突然、ロードバイクと御朱印巡りを思い立ったアラフィフの雑記帳

Brexitの行方 〜接客のお手本として注目! 理不尽な顧客と分かりあえるのか〜

introduction

こんばんは、アラフィフのロード乗り、たけゴンです。

今日はブログタイトルと関係ない雑記です。

 

唐突ですが

私はこの歳になるまで、

全く英語を使わずに仕事をしてきた。

 

もうアラフィフなんで、今更転職もあらへんやろし、きっと日常的に英語を使う機会なく死んでいくんかなと思ってる。

それにも関わらず、この数か月、Brexit関連のニュースは非常に注目してる。

 

昨年末ごろまでは

「イギリスも合意なき離脱だけは避けたい。」

「最悪の結果を避ける理性は両者(EUとUK)持ち合わせている。最後は妥協する。」となんて評論が一般的だったよね。


でも、実際のところ、両者の主張は真逆といってもよいほど隔たりがある。

素人目に見ても歩み寄れるとは到底思えん。

 

私は仕事上、顧客からあまりにも一方的で自己中心的自分勝手、どう考えてもこちらが全然歩み寄れない理不尽な要求を吹っ掛けられて、

「納得できないとおっしゃるなら裁判でもなんでもご自由にどうぞ」

とケツまくることがあるが、今のBrexitが全く同じ状態。

 

私はそんな理不尽な要求に対して、よう歩み寄らんと、no-dealしてきたから、

Brexitもno-dealしかないやろ、と思っている。

 

だから逆にこれが円満解決したら、スゲえなぁ ( ゚Д゚)

 

するとすれば、どんな秘策があるのか?

 

人対人と国対国の違いはあれど、構図は一緒。

私の顧客対応において大いに参考になるだろう、と大変興味深く行く末を見ている。

 

そもそもこの「Brexit」とはなんぞや?

 
UK(United  Kingdom イギリス)はBrexitで何がしたいん?

 

おさらいをしてみよう

 
1)「英国に自由に人がやってくるのは阻止したい。もう東欧からやってくる派遣労働者も移民もお断りしたい。」

 

2)「それに、ブリュッセルで物事を決められてしまうのも嫌だ。英国人のことをブリュッセルの官僚に決められるのは、大英帝国のブライドが許さん」

 

3)「でも、大陸(欧州連合EU)諸国)と関税ゼロで貿易できるのはオイシイから、それは手放したくない。」

 

EUからしたら、何ぬかしとんねん、と言いたくなるが、ちょっと我慢して、もう少し詳しく見てみよう。

前半、1)と2)は分かる。

それならEUから抜けるしかしゃ〜ないな、となる。至極真っ当だ。


後半、3)も、自ら進んでおいしい権利を手放したくないという素直(で露骨)な気持ちも分からないではない。かなり子供っぽい我儘だけど・・・。

 

しかし!

1)2)3)をセットで言われたら、言われた相手としては、

何ぬかしとんねん、ケンカ売っとんのか(怒)

となるわな。

 

それでもEUはこらえた

 UKにこれだけ好き勝手なことを言われながらも、EUは粘り強く交渉を続けた。

そして、一番の懸案であったアイルランド国境問題に関して

バックストップと呼ばれる安全策を導入して、ついに妥結。

 

ところがこともあろうに、UK下院が歴史的大差でこれを否決したものだから、

さしものEUも堪忍袋の緒が切れた!

 

事ここに至ってEU側は、「合意に再交渉の余地はない」

 

さぁ、UKどうする?

もう、かつての日の没することのない大英帝国に思いをはせて、我儘放題している場合ではないと思うが。

 

そもそもこの「EU」とはなんぞや?

 改めてEUとは何か、

と聞かれるときちんと説明できない(>_<)

 

そこで、ネットで色々調べてみると、色々なことが書いてあり、

ますます分からなくなるが、私なりに読み込んだ結論は、

 

EU=関税同盟&単一市場

 

である。

少し長くなるが説明しよう。

 

関税同盟とは 

関税とは

「国境を通過する貨物に通常輸入国の政府によって課せられる租税。国内産業の保護をおもな目的とする保護関税と財政収入をおもな目的とする財政関税とがあるが,日本をはじめ多くの国の関税は前者の見地から課せられている。日本の場合,貨物を輸入する者を納税義務者とし,輸入貨物を課税物件として,貨物の価格または数量を課税標準として課せられる。」 

(出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

 

お分かりかな。

 

これを踏まえて、

関税同盟とは
(1)同盟国の間では関税がないこと。
(2)第三国(同盟国ではない国々)に対しては、一致して同一の関税をかけることである。

 

このため、同盟国は共通の関税政策を持つ必要があるので、同盟国はみんな集まって話し合い、一つの経済政策を築く必要がある。

その帰結として、ある国だけが勝手に第三国と貿易協定を交渉することはできない。つまり、ある意味、自分の好き勝手なことはできない。

 

単一市場とは

「物、人、資本、サービス」が自由に制限なく移動できて、貿易に対する関税や割当などを廃している市場である。
EU加盟国内が一つの国のようであり、国から国への移動は国境を超えるというよりも、県境や市境を超えるかの如く、「物、人、サービス、資本」の自由な移動が可能な状態だ。

 

つまり、EU加盟国のどこか一つが移民を受け入れると、その移民はEU内は自由に移動できるので、UKが移民を拒んでも、ドイツから入った移民は、隣町に行くかのようにUKにもやってくるのである。

 

すなわちEU離脱とは

BrexitEU離脱とは、関税同盟と単一市場から抜けること。

派遣労働者も移民も自由に入国できない、阻止できる。
→関税が復活する。物・カネが行き来するたびに、関税がかかる。経済的なうまみはなくなる。

ということである。

 

これに対してUKの要求は
→移民は阻止したい。
→関税はかけないで。経済的なうまみはこれからも欲しい。

 

お金は欲しいけれど、移民等の厄介ごとはいらない・・・、こんな自分勝手なゲスな客おるなぁ。いやいや、話が脱線した。

 

繰り返すが、UKの要求はどう考えても自分勝手、オレがオレが、であり、こんな無理難題、EUにとってはどうも手に負えないクレーマーであり、であればクレーマー相手にそんな易々と妥協なんてできない。

 

おまけに、今回の離脱交渉では、EU単一市場だからこそ沈静化していた、北アイルランド問題やジブラルタルの主権争いが再燃しかねない状況だから、話がややこしい(キプロスは大丈夫か?)。

 

なおさら、合意にこぎ着けるには、もうタイムリミット。こんな動きが強まっているらしいが、おそらく先送りしたところで何も変わるまい。adlines.yahoo.co.jp

もはや、no-dealしか残されていないように思える。

いやはや、離脱交渉の行方やいかに?